TeX Live 2014 on Windows 7

Windows 専用機にしようと思って購入した MacBook Air に TeX Live 2014 をインストールしたので、備忘録。

TeX Live の Image ISO をダウンロードしてインストール

Step 0

残念ながら本日(2014/06/15)現在、まだ CTAN の TeX Live は 2013 のままなので、2014 は TUG から直接入手しなければならない。初めにインターネットからのインストールを試みたところ、8 時間以上かかりそうなのであきらめた。一応手順は、

  • ftp://ftp.tug.org/texlive/tlnet/

ここから install-tl.zip を入手し、展開し、

install-tl-windows.bat -no-gui --repository ftp://ftp.tug.org/texlive/tlnet/

のような感じで実行すればよいらしい。

Step 1

やむなく Image ISO をダウンロードしてインストールする方法に切り替えた。Image ISO は巨大(2.5GB)なので、wget のようなレジューム機能のあるダウンローダーを利用したほうがよい。

wget -c http://www.tug.org/texlive/Images/texlive2014-20140525.iso

Step 2

Windows 7 は ISO ファイルをマウントできないことに気づき、Virtual CloneDrive をインストール(昔は DAEMON Tools を使っていた)。

  • http://www.slysoft.com/ja/virtual-clonedrive.html

Step 3

ダウンロードした texlive2014-20140525.iso をマウントして、丸ごとインストール(約 3.5GB)。これだけで、一応 TeX そのもののインストールは完了している。素晴らしい。

Step 4

Mac(や Linux)で利用している環境を移行するには、~/texmf 内のファイル一式を C:\texlive\texmf-local にコピーし、mktexlsr を実行(なお、%USERPROFILE% 直下に texmf を置いても読んではくれない。たぶんバグ)。

続いて、

C:\texlive\2014\texmf-config\web2c\updmap.cfg

に、

Map bitstream.map
Map mtpro2.map
KanjiMap otf-hiragino.map

のような設定を書いて、updmap-sys を実行する。なお、上記は順に、TrueType Fonts Perfect Collection、MathTime Pro、ヒラギノの設定。

Ghostscript 用の設定

Step 1

TeX Live 2014 には Ghostscript 9.10(32Bit)が付属しているが、一時フォルダ(TEMP、TMP)がデフォルトのまま「%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp」だと エラーになるので、新規にフォルダ C:\temp を作って、ユーザ環境変数 TEMP と TMP の値をここに設定する。

Step 2

OpenType フォント(ヒラギノとかモリサワとか小塚とか)を利用するため、コレ(の中から必要なもの)を

C:\gs\gs9.10\Resource\Font

に入れておく。フォントの実体は

C:\gs\fonts\CIDFont

に入れる。C:\gs\gs9.10\Resource\CIDFont ではダメ

Step 3

GSview 5.0(32Bit)を普通にインストール。ただし、TeX Live に付属している Ghostscript にはパスが通っていないので、DLL 等の在り処を手動で設定する必要がある。

 Ghostscript DLL  C:\texlive\2014\tlpkg\tlgs\bin\gsdll32.dll
 Ghostscript Include PATH  C:\texlive\2014\tlpkg\tlgs\lib;C:\texlive\2014\tlpkg\tlgs\fonts