Windows でも pdffonts を使いたい!

Windows 用の TeX Live には Xpdf のコマンド(pdffonts 等)が含まれているものの、日本語に対応させるためには、別途「サポートファイル」をインストールしなければなりません。

例えば、TeX Live 2016 をデフォルトの場所にインストールした場合、

cd C:\texlive\2016\texmf-dist\doc\support\wintools
texlua install-xpdf-data

でよいはずですが、install-xpdf-data はおろか当該フォルダ自体がありませんでした。TeX Live をインストールする際、「font と macro の doc ツリーを導入」を「いいえ」にしたことが原因でしょうか?

というわけで、手動でインストールする方法の覚書です。

http://www.tug.org/texlive/devsrc/Master/texmf-dist/doc/support/wintools/

ここから 2 つのファイル

install-xpdf-data
xpdfutil-supp.zip

をダウンロードして、所定の(上述の)フォルダに入れて、そのフォルダで

texlua install-xpdf-data

を実行すれば完了...、のはずですが、ユーザー名(アカウント名)が日本語だとダメなようです。

上述のコマンドはおおむね次の 2 つの作業をしているようで、幸いこれらは正常に完了しているようです。

  1. 「C:\Users\ユーザー名」に「xpdfrc」を作成。
  2. 「xpdfutil-supp.zip」の中身を「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\xpdfutil」に展開。

そこで、フォルダ「xpdfutil」を(例えば)「C:\texlive\texmf-local\」に移動し、設定ファイル「xpdfrc」をエディタで開いて、パスを修正すればよさそうです。

※ 実は、updmap もユーザー名(アカウント名)が日本語だとダメですが、こちらは、例えば「既定」なら大丈夫だったりします(updmap-sys を使えばよいので、実害はない、といえるかもしれません)。