ユーザの皆様からお寄せいただいた有益な情報  ※ 文章は要約させていただきました。
[20110917](S.I. 様より)
Snow Leopard 用 Cocoa Emacs で imaxima を利用したところ、通常の計算は問題ありませんが、グラフ描画が出来ません。.emacs(.emacs.el)の設定は下記の通りです。
(setq exec-path
	(append (list
		"/Applications/Maxima.app/bin"
		"/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/lisp/imaxima-imath/"
		"/Applications/gnuplot.app/bin"
		"/Applications/Ghostscript.app/bin"
		"/Applications/teTeX.app/bin") exec-path))
(add-to-list 'load-path "/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/lisp/imaxima-imath/")
(autoload 'imaxima "imaxima" "Image support for Maxima." t)
(setq imaxima-latex-preamble "\\usepackage{eulervm}")
[対応]
exec-path のリストから /Applications/Maxima.app/bin を削除してください。
フォルダ imaxima-imath の中に Maxima を起動するスクリプトが入っています(幾つかの Shell 変数を設定しています)。上記のように設定してしまうと、Maxima.app/bin 内の maxima がそのまま起動してしまうため、gnuplot を見つけられず、従って、グラフ描画が出来なくなります。やむを得ず /Applications/Maxima.app/bin を exec-path に含める必要がある場合は、Shell の環境変数 PATH に gnuplot の在処を追加してください。例えば、.bash_profile、.bashrc 等に
export PATH=/Applications/gnuplot.app:/Applications/gnuplot.app/bin:$PATH
を追記してみてください。
[20080629](Y.I. 様より)
Leopard 用 gnuplot で図を描こうとすると、
gnuplot: unable to open display ':0.0'
gnuplot: X11 aborted.
と出力され、X11 が起動せず、図が描けません。
[対応]
Leopard では環境変数 DISPLAY が自動的に設定されるため、~/.bashrc などに「export DISPLAY=:0.0」のような設定があると、X11 の自動起動に失敗します。Tiger からの移行時に古い設定が残っているのかもしれません。環境変数 DISPLAY を設定している箇所を探し出し、削除してください。
wxMaxima.app から gnuplot(X11)へ出力する場合に、この問題が発生するようです。2008/10/09 版では、wxMaxima.cpp を修正することで、対応してみました。
[20080511](Y.I. 様より)
wxMaxima_Leopard-20080423.tar.gz について、
① 「File」メニューの「Batch file」をクリックすると、予期しない理由で終了します。
② パッケージを load すると、STYLE-WARNING が出力されます。
[対応]
wxMaxima を 0.7.5 に更新してみたところ、①については改善したようです。②については、CVS の SBCL でも同様なため CMUCL に変更しました。なお、Tiger では最新版の CMUCL が使えないため、SBCL を使っています。
[20071004](R.Y. 様より)
平方根 sqrt の出力が、「記号√」ではなく、そのまま sqrt(x) のように表示されてしまいます。
[対応]
「はじめての数式処理ソフト」(竹内薫著)をご覧になられているとのことですが、その本では wxMaxima の利用を前提としているようです(cf. p. 24 or p. 160)。Maxima に限らず、Mathematica や Maple でも普通にターミナルから利用するとご指摘の通り「全てアスキー文字を使った出力」になります。これは仕様です。当サイトでは Intel Mac 用の wxMaxima も配布していますので、そちらを利用していただければ「はじめての数式処理ソフト」とほぼ同じ出力を得ることができます。なお、imaxima を使うと更に美しい出力を得ることができます。
[おまけ]
せめてプロンプト(入出力番号)に色をつけることくらいはできないか調べてみましたが、簡単ではないようです。
※ rlwrap-0.29 では(少なくとも)入力番号には色を付けられるようになりました。(2007/11/28)
※ James Amundson 氏による colorterm.lisp を使えば、入力番号、入力行、出力のそれぞれに色をつけることが出来ます。(2008/09/13)
[20070818](Y.I. 様より)
Maxima から gnuplot を使ってグラフを書くとき、複数のグラフを同時に表示することができません。例えば、plot2d([sin(x),cos(x)], [x,-10,10]); などが失敗します。現在の Maxima は gnuplot 4.2 にあわせて開発されているため、gnuplot 4.3 だとこのような不都合が出るようです。より正確には、4.3 の場合、linetype を省略して with lines 3 のような指定ができないことに原因があるようです。
[対応]
gnuplot 4.2 のバイナリをご希望とのことですが、近いうちに 4.2.1 が出ること、また、新しい機能を使ってみたくなるときもあるだろうことなどの理由により、とりあえず wxMaxima/Maxima の修正で対応してみました(gnuplot.lisp と plot.lisp に linetype を入れ込みました)。
※ gnuplot.lisp については 11 月 1 日に修正されたようです。(2007/11/28)
[おまけ]
「はじめての数式処理ソフト」(竹内薫著)には、「現在の Maxima では複数の 3 次元グラフを同時に表示することができない」と繰り返し書かれていますが、既に draw パッケージにより可能になっています。今回の問題も、draw2d を使えば問題ないようです。
f(g):= explicit(g, x, -10, 10);
draw2d(f(sin(x)), f(cos(x)), user_preamble="set term aqua")$
等とすればよいようです。wxMaxima の中に書く場合は、
wxdraw2d(f(sin(x)), f(cos(x)))$
のように wxdraw2d コマンドを用います。なお、wxMaxima.app は起動時に draw パッケージ読み込むように設定してありますが、Maxima.app の方は手動で load(draw); を実行してください。